シネマ一刀両断

面白い映画は手放しに褒めちぎり、くだらない映画はメタメタにけなす! 歯に衣着せぬハートフル本音映画評!

シネ刀語録2019

おはよう、太陽の子どもたち。

大晦日更新予定の『ひとりアカデミー賞』を書くために過去記事を読み返していると珠玉の名言とかわけのわからない迷言がザクザク出てきたのでまとめてみました。

「案外いいこと言うじゃん」と思うものもあれば「この人リアルに頭おかしいのかな」と思うものもあり。今年のブログ活動を振り返ることができてよかったと思った。

ま、はっきり言ってレビューストック消費を食い止めるための時間稼ぎ回です。

『シネマ一刀両断』はギリギリのところで運営されております。

※各ワードをクリックすれば引用元に飛べるカラクリです。

 

~もくじ~

 

 

①パワーワード部門

 

映画評など読むな!!!

 

映画は頑張った大賞ではない

 

マンは青い

 

ミッキーにおける『ロッキー』

 

ユのきらめき

 

ヴィンス再々加入 

 

アメリカ丸顔100年史

 

わりとタダのブロッコリー

 

戦後日本映画はヘヴィメタル

 

ランナーズハイならぬレビュアーズハイ

 

よだれデルトロ

 

日本映画の寝そべり力 

 

宇宙道徳

 

 「ヌードはイヤ」

 

 ・なにが「でんきくらげ」やねん。

 

普遍的ぷりぷり 

 

「傑作を撮ること」は必ずしも「良いこと」とは限らない。

 

太郎POV

 

映画と脚本の夫婦喧嘩

 

韓国映画は足腰がすごい。 

 

テコ使ってっから

 

ヴォーグ読んでた

 

2年に一人の逸材

 

曖昧模糊のもこみち

 

差別はどこから生まれてどこへ行くのだろうッ。

 

デウス・エクス・マキナすな。

 

綺麗事じゃあないんだ、『おかあさんといっしょ』は!

 

涙の地雷原

 

海の王といえば加山雄三でしょ。

 

ジェニファー・アニストンは毎秒ジェニファー・アニストン。

 

腿ばっかやられとんな。

 

サントをゆるす。

 

リアル・ワイルドパーティーすな。

 

 

②評論部門

 

女優の顔をメイクするのは化粧品ではなく照明。これぞ照メイク。

 

シュルレアリスムというのは非現実のことではなく超現実という意味。「ありえないこと」ではなく、逆に「ありえすぎること」をシュールと言う。

 

役者がどう見えるかは撮影次第。本人のポテンシャルが3割で撮影の力が7割。 もはやプリクラの域。

 

70年代に活躍した映画人は80年代に鳴りを潜めがち。

 

今や「涙」は巨大なマーケットなのだ。本当に流されたものは涙ではなく金。だから共感という語に姿を変えた資本主義が手軽に泣ける難病映画を提供し、5分こっきりで手軽に泣ける産業廃棄物のようなバラードが作られる。愚かな人民はそれを有難がり、金を払って涙を買う。クレイジージャパン。令和です。

 

映画の悪口は言ってはいけないとおもいます!!

 

増村の手にかかれば「耽美」は「スケベ」と訳されてしまう。

 

推測は確信に変わった。 川島雄三は頭がイカれている。

 

米プロデューサーには神経回路のイカれた奴が多い。

 

ブルース・リーはアクションをしない天才。

 

あえて言おう、エイミー・シューマーとは愛すべき肉の振動体であると。

 

ユアン・マクレガーが「人柄」だけでどうこうする人柄サスペンスです。

 

トミー・リー・ジョーンズの股間研究家にはおすすめの作品。

 

アリータが可愛すぎて正気を保てない。

 

ジュゼッペ関係あらへん。

 

もうテレフォン関係あらへん。

 

続編やリメイク、またはマンガの映画化が厳しい評価に晒されてしまうのは比較論で語られるためである。オリジナルに比べてここが違う。これが足りない。そんな幼稚な間違い探しをして評価した気になっているが、それは評価したのではなくただ比べただけザッツオール。

 

商業映画は夢を見せるもので、難解映画は夢から覚めさせるもの。

 

憐れ、ヤドカリに負ける父のきもち!

 

 

③酷評&暴言部門

 

なんか汚ったねぇな。

(くまのプーに対して)

 

私だったら100エーカーの森でど突き回してる。

(くまのプーに対して)

 

言い訳みたいな髪型

(ジュード・ロウに対して)

 

ワンダーちゃうんかい、おまえ。

(「僕の名前はオギー!」と言った『ワンダー 君は太陽』の主人公に対して)

 

「ふかぴょんにとって映画の定義ってなぁにー?」という質問に対して私なりの回答を発表させて頂きたいと思います…。自分で考えろ!!!

CONMA08さんに対して)

 

そんなもんで真実の愛に辿り着けたら世話ねぇわ。

 

膀胱ぶっ潰す気か!

 

 ・手当たり次第にB級映画に出まくっては省エネ演技でチマチマ小遣いを稼ぐやっつけハゲ

(ニコラス・ケイジに対して)

 

おまえは関ジャニ∞とNEWSを掛け持ちしてた頃の錦戸亮か?

(マーベルとDCを掛け持ちしたローレンス・フィッシュバーンに対して)

 

ある日とつぜん地球のコアが止まっちゃったもんだからアーロン・エッカートとヒラリー・スワンクが「怖っ。コアだけに」とかくだらないことを言いながら地底探検に繰り出すポンコツ超大作『ザ・コア』

 

マゲずれるまでシバいたろか。

 

チャップリン黙れ。名言ばっかり吐いて偉人になろうとすな。

 

もう帰れよ、ウーピー。

 

とりあえずインド行け、おまえは。

 

おまえを窯で焼いてやろうか。このピザ!

 

偏見だけでモノを言うが、クラピッシュの映画を好むのは都心でインテリアデザイナーとか何かのコーディネーターをしていて休日はよくわからないビーチの写真が壁に掛かってる家でチーズでも食べながらDVD鑑賞を楽しむようななぜか海外の地理や文化についてムダに詳しい40代独身男女(腕時計にこだわりがち)である。

 

バカが4日で書いたようなプロット。

 

公然の事実をミステリーにするなよ。

 

私は開幕20分のあいだに5回居眠りを遂げている。

 

鑑賞中 5回居眠りして悪夢を1回見ました。

 

こんなことをしてお金が貰えるんですね、俳優って。

 

歯ぁ折ったろか。 

 

なぜか本作では絶不調。ビタミンが足りてなかったのだろうか? 魚を食え、魚を。

 

土屋太鳳が踊っちゃうとそれはもう土屋太鳳じゃん。

 

好奇心のヨダレを垂らしやがって。

 

突っ込むことでしか楽しめない怪獣映画なんてもう通用しないんじゃないですか?

 

恋する人間は口を揃えて「運命の相手」などと言うが…70憶分の1なめんなよ。

 

ジャッキー映画なのに爆睡こく。

 

90年代ユースカルチャー映画はクソ。

 

映画なんてたかだか1時間半~2時間程度の付き合いなのに、なぜおれが架空のキャラクター10人分の顔と名前を必死こいて覚えねばならないのか。

 

映画に何かを与えることも奪うこともしない人畜無害な作品をただスケジュール通りに提供するだけの「3時のおやつ」みたいな存在の浮薄さ。

 

鼻殴ったろかオマエ! 

 

そんな場所でヌーリーのヌーリーをまさぐるな。

 

ナインイレヴンだかセブンイレブンだか知らんが、こんな映画にヒューマニズムを説かれる筋合いはねえよ。

 

 TPO狂っとんのか。 

 

意識飛ぶほどつまらなかった。むしろよく飛ばなかったなと思った。意識が。さすが俺の意識。飛びそうで飛ばない。この粘り強さ。

 

何といってもこの映画の見所は、そうね……ですから……特にないかも。

 

チンプンな物語にカンプンな設定。

 

そんなタイミングで今さら「起源」なんか描くなよ!

 

そうならないために切り返しショットがあるんだけどね。

 

何も起きねえのかよ! だったら何の為のあのプロミス!

 

後半ぶりんっぶりんに失速します。

 

この映画の楽しみ方がわからなすぎて説明書が欲しいと思った。

 

フィルムに着火された情念の炎は瞬く間に勢いを弱めてしまう。ガス切れの100円ライターのようにな。

 

 

⑤持論部門

 

「凡人」は「天才」を理解できないから「変人」扱いする。それが凡人の限界。

 

 ・無反省とは裏を返せば一貫性があるということ。

 

奇面の道はに始まりで極まる。 

 

戦後日本映画はヘヴィメタル。

 

映像技法それ自体を指して「斬新」とか「平凡」と評することはできない。評するべきは技法ではなくその使い方であり、それ如何によって相対的に評価されるべきなのである。

 

真の技巧派は「技巧の痕」すら見せない。

 

一流だと信じていた作家が三流だったと知ったとき、映画好きは自我崩壊を起こす。

 

「純粋」という言葉は「バカ」をオブラートに包んだだけ。

 

俳優がメガホンを取るとロクなことにならない。

 

テレビドラマというのは効率よく物語を伝えるための簡素な媒体だから説明に特化すればするほど美しいわけだが、映画でこれをやられてしまうとどうにもまいっちんぐなのである。

 

「被写体」と「画面」がまず動く。そこで初めて「物語」が動きだして「感情」が生まれる。で、ようやく「映画」。

 

すぐれたストーリーは100点満点の脚本ではなく80点の脚本によって生み出されますゥ。

 

明らかな傑作か、明らかな駄作か。それ以外は無価値。

 

小津を撮れるのは小津だけ。小津を裏切ることができるのもまた小津だけなのだ。きまった! カッコイイ終わり方できたっ!

 

「脱獄映画といえば?」という質問はその相手がどの辺りにいる映画好きなのかを測る物差しになる。物差しって言葉は悪いけど、まあオブラートに包んでもしょうがないので…物差しです。

 

フォードを観ることは用事です。役所に行く。風呂を洗う。法事をする。フォードを観る。

 

撮らないという撮り方もある

 

本当のリスペクトとはリスペクトなどしないことだ。オリジナルがどれだけ偉いのか知らんが、そんなものは無視して踏みつけて乗り越えろ。

 

ノリだけで「なんでも見ます^^」と言えるほど映画は狭くないからな!

 

セレブの病症とは知名度が上がるにつれて作品の選定眼が衰えること。

 

「キャット」と名のつく映画タイトルは大体おしゃれということが言えると思います。

 

120分から先は作り手のエゴ。

 

「キミはキミのままでいい」とか「ありのままの姿見せるのよー」だなんて人をナメたJ-POP的クリシェなどクソの役にも立たんのだ。

 

 

⑥味わい部門

 

もはやおまえ自身が飛行機と言わざるをえない。

(『バリー・シール アメリカをはめた男』のトム・クルーズに対して)

 

「彼を逃したらもう終わりなの。一生に一度の恋なのよ!」とのことだが、いやいや選び放題、選び放題。恋のビュッフェ、恋のビュッフェ。 

 

ケツの話ばかりしても埒が明かぬ。ここはケツブログではない。

 

私はこの映画に相当夢中になり、過去に勢いで作った「生涯ベスト映画30」の第30位にぶち込みもした(現在はランク圏外へと吹き飛ばされております)。

 

ジャッキーの片腕がちぎれてしまう。

 

チミノは一発屋ではない。1.5発屋だ。

 

全弾キレイに外したのにまるで当てたみたいな顔をするデュバル。

 

もう邦題のズサンさがすごいよね。『尻たたき』って。

 

くつろげ過ぎる!! 

 

泣いた回数…3回。流した涙の数…6粒。垂らした鼻水の量…1.1cc。ティッシュ使用枚数…3枚。くしゃみ…1回

 

たぶん私はまだ「映画」を観たことがないと思う。観た気になった映画なら沢山あるのだけど。

 

レイチェル・ワイズとエーデルワイスがややこしい。

 

この評を読んで「なんだ、わりと面白そうじゃん」と思われた方は誤解なきよう。面白可笑しく書いてるだけです。もし「面白そうな映画」と思ってくれたのならそれはオレの手柄。

 

アニャ・テイラー=ジョイは誰かの再来。

 

大嫌い! 大嫌い! 大嫌い!大好きっ!Ah~♡ …こういうことが言えると思います。

 

 SK-IIの顔からSK-IIが落ちていく。

 

そんな増村がメガホンをブン回して撮ったのが『妻は告白する』である。どういった中身かと言うと、妻が告白する、そういった中身である。

 

もう70%兵動やん。70%も兵動ならそれはもう兵動やん。

 

なお、代表作は教えてあげない。

 

エンダーイヤーといえる。

 

 京都人のエヴィル(悪魔)な部分がむき出しである。

 

シャネルの服着て頭ヴィダルサスーンみたいな贅沢。

 

ついにNEOとか言い始めた。 

 

増村保造の作品を12本も取り上げておいてなんだが、当初の私は保造(やすぞう)という漢字が読めずに「たもつくり」とイカれた読み方をしていたことを正直に告白せねばならない。

 

やけに情報リテラシーの高い幽霊だった。

 

こんなブログ読むより道端アンジェリカのブログ読んだ方がいいと思うよ。

 

思いやり型ハートウォーミングやさしみホームドラマ。

 

サクセスぽっちゃりロマンティック腹振りストーリー。

 

まるで糖尿病を患った老犬のように慎ましい映画だ。

 

 もしかしたら私は幸せな奴なのかもしれない。

 

徐々にイベント性が高まっている。

 

それでは最後に大好評コーナー「好きなシーンを3つ挙げよう!」をします。ひとつだけ挙げます。

 

そして遂にオリビア・ニュートン=ジョンを語る機会を私に与えてくれるとキミはいうのかっ。

 

体験入部を退部させられるという奇跡の部活者ジョン。

 

神経細胞が破壊されそうだ。

 

少女が暇で吹いてるフルートみたいな映画。

 

腹殴って倒せたなら多分それゾンビじゃないよ。

 

 ・ファン・ゴッホのファンおっほ。

 

こうしてオレたちは死んでいくのだろうか。

 

 

⑦発狂部門

 

ああああむかつくわああああああああこの世は最高!

 

ハイぼくの勝ちー『シネ刀』継続決定ありがとうございまぁぁぁぁぁぁぁぁアァァァァップライジング!!

 

イィィィィィィィィィィィィ!!

 

ヨォォォォロレイッヒィィィィィィィィ!!

 

スタロロローン!

 

これは!!!

 

イィィィザベラちゃああああん!!

 

返せっつうのよチクショォォォォ!!

 

まだ大筋しか語ってもいねえのに「くだらない」と決めつけたオマエの感性の方がくだらないことに一刻も早く気づけェェ――——ッ!

 

まだレティシアちゃんのすべてを語ってもいねえ内から「ヒステリー女」と決めつけたオマエの方こそヒス起こしてることに一刻も早く気づけェェ――——ッ!

 

なんでこんなややこしいことするのおおおおおおおおおおおおお

 

まぁぁぁぁぁぁぁぁい。 

 

プルルヒィ――――――――――――――――ッ! 

 

 エンダァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ嫌あああああああああああああああああ

 

エビやタコ集まるぅぅぅぅぅぅぅぅ。

 

 なんたってガーターベルト付けてベッドでウッフンするシーンに私の中の全細胞がコネられていくのだからぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。

 

ぎゅ――――ん、スイッ、スイッ、ぎゅんぎゅ――――ん!

 

パァ、パァ、パァ、ポーカーフェイス、パァ、パァ、ポーカーフェイス♪

 

トリプルミーニン♪ トリプルミーニン♪ トリプルミーニン♪ トリプルミーニン♪

 

ぶばああああああああっ!!!

 

 

以上『シネ刀語録2019』でした。

なんというか…よく2年近くもやってこれたなと思います。こんな文章を毎回読んでる読者が気の毒になってきた。

ちなみに『若い女』評を読んでくれた某ブロガーさんは私が薬物をやっていると思ってらっしゃるようです。