おはよう、太陽の子どもたち。
大晦日更新予定の『ひとりアカデミー賞』を書くために過去記事を読み返していると珠玉の名言とかわけのわからない迷言がザクザク出てきたのでまとめてみました。
「案外いいこと言うじゃん」と思うものもあれば「この人リアルに頭おかしいのかな」と思うものもあり。今年のブログ活動を振り返ることができてよかったと思った。
ま、はっきり言ってレビューストック消費を食い止めるための時間稼ぎ回です。
『シネマ一刀両断』はギリギリのところで運営されております。
※各ワードをクリックすれば引用元に飛べるカラクリです。
~もくじ~
①パワーワード部門
・宇宙道徳
・ 「ヌードはイヤ」
②評論部門
・女優の顔をメイクするのは化粧品ではなく照明。これぞ照メイク。
・シュルレアリスムというのは非現実のことではなく超現実という意味。「ありえないこと」ではなく、逆に「ありえすぎること」をシュールと言う。
・役者がどう見えるかは撮影次第。本人のポテンシャルが3割で撮影の力が7割。 もはやプリクラの域。
・あえて言おう、エイミー・シューマーとは愛すべき肉の振動体であると。
・ユアン・マクレガーが「人柄」だけでどうこうする人柄サスペンスです。
・商業映画は夢を見せるもので、難解映画は夢から覚めさせるもの。
③酷評&暴言部門
(くまのプーに対して)
(くまのプーに対して)
(ジュード・ロウに対して)
(「僕の名前はオギー!」と言った『ワンダー 君は太陽』の主人公に対して)
・「ふかぴょんにとって映画の定義ってなぁにー?」という質問に対して私なりの回答を発表させて頂きたいと思います…。自分で考えろ!!!
(CONMA08さんに対して)
・手当たり次第にB級映画に出まくっては省エネ演技でチマチマ小遣いを稼ぐやっつけハゲ。
(ニコラス・ケイジに対して)
・おまえは関ジャニ∞とNEWSを掛け持ちしてた頃の錦戸亮か?
(マーベルとDCを掛け持ちしたローレンス・フィッシュバーンに対して)
・ある日とつぜん地球のコアが止まっちゃったもんだからアーロン・エッカートとヒラリー・スワンクが「怖っ。コアだけに」とかくだらないことを言いながら地底探検に繰り出すポンコツ超大作『ザ・コア』。
・なぜか本作では絶不調。ビタミンが足りてなかったのだろうか? 魚を食え、魚を。
・突っ込むことでしか楽しめない怪獣映画なんてもう通用しないんじゃないですか?
・恋する人間は口を揃えて「運命の相手」などと言うが…70憶分の1なめんなよ。
・映画なんてたかだか1時間半~2時間程度の付き合いなのに、なぜおれが架空のキャラクター10人分の顔と名前を必死こいて覚えねばならないのか。
・映画に何かを与えることも奪うこともしない人畜無害な作品をただスケジュール通りに提供するだけの「3時のおやつ」みたいな存在の浮薄さ。
・ナインイレヴンだかセブンイレブンだか知らんが、こんな映画にヒューマニズムを説かれる筋合いはねえよ。
・意識飛ぶほどつまらなかった。むしろよく飛ばなかったなと思った。意識が。さすが俺の意識。飛びそうで飛ばない。この粘り強さ。
・何といってもこの映画の見所は、そうね……ですから……特にないかも。
・この映画の楽しみ方がわからなすぎて説明書が欲しいと思った。
・フィルムに着火された情念の炎は瞬く間に勢いを弱めてしまう。ガス切れの100円ライターのようにな。
⑤持論部門
・「凡人」は「天才」を理解できないから「変人」扱いする。それが凡人の限界。
・映像技法それ自体を指して「斬新」とか「平凡」と評することはできない。評するべきは技法ではなくその使い方であり、それ如何によって相対的に評価されるべきなのである。
・一流だと信じていた作家が三流だったと知ったとき、映画好きは自我崩壊を起こす。
・テレビドラマというのは効率よく物語を伝えるための簡素な媒体だから説明に特化すればするほど美しいわけだが、映画でこれをやられてしまうとどうにもまいっちんぐなのである。
・「被写体」と「画面」がまず動く。そこで初めて「物語」が動きだして「感情」が生まれる。で、ようやく「映画」。
・すぐれたストーリーは100点満点の脚本ではなく80点の脚本によって生み出されますゥ。
・小津を撮れるのは小津だけ。小津を裏切ることができるのもまた小津だけなのだ。きまった! カッコイイ終わり方できたっ!
・「脱獄映画といえば?」という質問はその相手がどの辺りにいる映画好きなのかを測る物差しになる。物差しって言葉は悪いけど、まあオブラートに包んでもしょうがないので…物差しです。
・フォードを観ることは用事です。役所に行く。風呂を洗う。法事をする。フォードを観る。
・本当のリスペクトとはリスペクトなどしないことだ。オリジナルがどれだけ偉いのか知らんが、そんなものは無視して踏みつけて乗り越えろ。
・ノリだけで「なんでも見ます^^」と言えるほど映画は狭くないからな!
・セレブの病症とは知名度が上がるにつれて作品の選定眼が衰えること。
・「キャット」と名のつく映画タイトルは大体おしゃれということが言えると思います。
・「キミはキミのままでいい」とか「ありのままの姿見せるのよー」だなんて人をナメたJ-POP的クリシェなどクソの役にも立たんのだ。
⑥味わい部門
(『バリー・シール アメリカをはめた男』のトム・クルーズに対して)
・「彼を逃したらもう終わりなの。一生に一度の恋なのよ!」とのことだが、いやいや選び放題、選び放題。恋のビュッフェ、恋のビュッフェ。
・ケツの話ばかりしても埒が明かぬ。ここはケツブログではない。
・私はこの映画に相当夢中になり、過去に勢いで作った「生涯ベスト映画30」の第30位にぶち込みもした(現在はランク圏外へと吹き飛ばされております)。
・全弾キレイに外したのにまるで当てたみたいな顔をするデュバル。
・泣いた回数…3回。流した涙の数…6粒。垂らした鼻水の量…1.1cc。ティッシュ使用枚数…3枚。くしゃみ…1回。
・たぶん私はまだ「映画」を観たことがないと思う。観た気になった映画なら沢山あるのだけど。
・この評を読んで「なんだ、わりと面白そうじゃん」と思われた方は誤解なきよう。面白可笑しく書いてるだけです。もし「面白そうな映画」と思ってくれたのならそれはオレの手柄。
・大嫌い! 大嫌い! 大嫌い!大好きっ!Ah~♡ …こういうことが言えると思います。
・そんな増村がメガホンをブン回して撮ったのが『妻は告白する』である。どういった中身かと言うと、妻が告白する、そういった中身である。
・増村保造の作品を12本も取り上げておいてなんだが、当初の私は保造(やすぞう)という漢字が読めずに「たもつくり」とイカれた読み方をしていたことを正直に告白せねばならない。
・こんなブログ読むより道端アンジェリカのブログ読んだ方がいいと思うよ。
・それでは最後に大好評コーナー「好きなシーンを3つ挙げよう!」をします。ひとつだけ挙げます。
・そして遂にオリビア・ニュートン=ジョンを語る機会を私に与えてくれるとキミはいうのかっ。
⑦発狂部門
・ハイぼくの勝ちー『シネ刀』継続決定ありがとうございまぁぁぁぁぁぁぁぁアァァァァップライジング!!
・まだ大筋しか語ってもいねえのに「くだらない」と決めつけたオマエの感性の方がくだらないことに一刻も早く気づけェェ――——ッ!
・まだレティシアちゃんのすべてを語ってもいねえ内から「ヒステリー女」と決めつけたオマエの方こそヒス起こしてることに一刻も早く気づけェェ――——ッ!
・なんでこんなややこしいことするのおおおおおおおおおおおおお
・ エンダァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ嫌あああああああああああああああああ
・ なんたってガーターベルト付けてベッドでウッフンするシーンに私の中の全細胞がコネられていくのだからぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
・パァ、パァ、パァ、ポーカーフェイス、パァ、パァ、ポーカーフェイス♪
・トリプルミーニン♪ トリプルミーニン♪ トリプルミーニン♪ トリプルミーニン♪
以上『シネ刀語録2019』でした。
なんというか…よく2年近くもやってこれたなと思います。こんな文章を毎回読んでる読者が気の毒になってきた。
ちなみに『若い女』評を読んでくれた某ブロガーさんは私が薬物をやっていると思ってらっしゃるようです。