シネマ一刀両断

面白い映画は手放しに褒めちぎり、くだらない映画はメタメタにけなす! 歯に衣着せぬハートフル本音映画評!

女王陛下のお気に入り の検索結果:

ロニートとエスティ 彼女たちの選択

…ター』(15年)や『女王陛下のお気に入り』(18年)などで再びレイチェリングすることにしっかり成功。 個人的に『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(07年)は自称髪型評論家としての私のターニングポイントとなった作品です。 ちなみに私は「レイチェル・ワイズ」と「エーデルワイス」をしばしば言い間違えることにかけては定評がある。昔、こたつで爪を触りながら「レイチェルワーイズ、レイチェルワーイズ♪」と歌っていたら「エーデルワイスじゃない?」と家族に指摘されて「そんなエーデルな」と思った、と…

モンスターズ 悪魔の復讐

…も格好よろしなぁ。『女王陛下のお気に入り』(18年) のポスターと若干被ってるけど。リジー役のクロエ・セヴィニーから斜めに伸びた影が斧の形になってるんだよね。粋なはからいだなぁ。想像力のコスモだなぁ。 それではお待ちかね、次は日本版ポスターです。 ハイ、こちらドン! だっせ。 うそだろ。これじゃまるで低俗スプラッターやないの。本当に低俗なのは配給会社なのに。もう会社名を晒しますけどAMGエンタテインメントさん、てめえ達ですよ。こら。 ポスターではクリステン・スチュワートが大写…

女王陛下のお気に入り

…そんなこって本日は『女王陛下のお気に入り』。 ◆今度のランティモスは「脱走」ではなく「侵入」の物語◆ ギリシャが生んだ異形にして気鋭の新人作家、ヨルゴス・ランティモス。 この男の『籠の中の乙女』(09年)に心を奪われた人間は、ある種の倒錯した愛ゆえか毎作ごとに厳しい目で彼の新作に立ち会っている。「おまえさん、まさかニセモノじゃあないよな?」と疑うように。 なぜそこまでセンシティブになるのかと言えば、一流だと信じていた作家が三流だったと知ったときに映画好きは自我崩壊を起こすから…