皆の衆、ご機嫌うるわしゅう。いつも『シネ刀』を読んでくださってアリス。
今日はレビューをお休みしてこんな記事を書いてみました。
なぜなら…。
そう、なぜなら…!
◆小保方晴子と並んだ日◆
光陰矢の如しとはよく言ったもので、今年1月に始まった『シネマ一刀両断』が第200回を迎えることができました。
これもひとえに誰のお陰? そうね、私のお陰です。
200回っていやぁ、おめえ、あれだよ、割烹着アイドルとしてのお馴染みの小保方晴子がSTAP細胞を作った回数だよ。たしか200回以上って言ってたかな。すごいよね。ウソってすごいよね。
ついに当ブログも小保ちゃんの偉業と並びました!
みんなのアイドル、小保ちゃん。
◆純、現る◆
それではここで素敵なゲストのご登場です。
本日は200回記念ということでインタビュアー純(通称インタ純)がお祝いに駆けつけてくれました。私の脳内で生み出したイマジナリーフレンドの一人です。
あ、来た来た。向こうから走ってきた。
インタ純「待たせたぜ!」
インタビュアー純
いつもマイクを握って町内を走り回っている気のいい青年。
誰彼かまわず質問をぶつけるミスタークエスチョン。昨日は道を歩いてるおばあさんにヤドカリの海底生活における生態を質問して「知らない」と言われた。
インタ純「オイ質問すんぞ。200回超えたけど、今どういう心境なんだよ!」
ふかづめ「あ、そういう感じでくんの? 初登場のときとはまるで別人じゃないか」
インタ純「あの頃はキャラが定まってなかったんだよ! いいから答えろや」
ふかづめ「どういう心境と言われても…。実を言うと私がこの文章を書いてるときはまだ197回目だからなぁ。だから200回を迎えた心境について書けるのは201回目以降なんだよ、厳密には」
インタ純「うるせえよ、屁理屈こねやがって。『シネマ一刀両断』といえば人生の落伍者か落ち武者しか読まないようなぜんぜん人気のないバカ豚ブログなのに、読者はじわじわ増えてるみたいじゃん。その実感はあんの?」
ふかづめ「いや、最近2人減りましたよ。こないだまで読者登録数が260人だったけど、昨日ピュッて見たら258人になってやんの。いい傾向だよね」
※せっかく減ったのに、また2人増えて260人に戻ってしまいました。
インタ純「むしろ2人しか減らなかったのが不思議なぐらい、読むに耐えない記事ばっかりだもんよ。こないだの『10億ドルの頭脳』では最初から最後まで雑談カマしてたよな。なんだあれ。ふざけてんのか?」
ふかづめ「そこだけは意見が合いますね。まったく、愚の骨頂だよ!」
インタ純「で、今日はこれから何を書くわけ。まさか最後まで俺と喋ってるつもり?」
ふかづめ「そんなわけないでしょう。何が悲しくて記念すべき200回目をインタ純との不毛な語らいで台無しにしなきゃいけないんだよ。今日は200回突破記念ということで、いつも私がお世話になってる映画ブロガーどもをご紹介していくという恩返し回にしたいと思ってるんだよ」
インタ純「なにが恩返しだ。ただやみくもに媚びを売る回だろ?」
ふかづめ「まぁ、ありていに言えばそうね。ただやみくもに媚びを売る回です。あと、紹介と言ったけど批評になってしまうかもしれません。悪しからず」
インタ純「世話になってる奴らを批評するとか、最悪じゃねえか。人として」
ふかづめ「うるせえ。普段映画を批評してる人たちなんだから、自分が批評されても文句言えねえんだよ! 何かを批評する人は誰かに批評される定めなの! それでは、これより映画評論評論に参ります」
インタ純「そろそろ俺はお暇するけど、最後にこれだけ言わせてくれな。映画評なんてしてる奴は漏れなく地獄に落ちるぞ。全員しね!」
ふかづめ「しね!」
※1 死ぬ必要はありません。
※2 ここで取り上げるのは映画評ブログに限定させて頂きます。
※3 これから取り上げるブログ運営者の方々には先にお詫び申し上げます。大変失礼なことを書いたかもしれないので、「ムカついたな。あ。いまムカついたな」と思ったら、どうぞ遠慮なく読者登録を解除するなり、コメント欄で「ぜんぜん違うよ、この屯田兵」って異議申し立てしてください(速やかに訂正させて頂きます)。
※4 「取り上げられなかった!無視された!魂が傷ついた!」という方にもお詫び申し上げます。慰めます。
◆ブロガー紹介20連発◆
『ガチラノ』
hishamaruさん
このブログの欠点は『ガチラノ』というブログ名を『ガラチノ』と読み違えてしまうことだと思う。いつも読んでるのに『ガラチノ』って誤読してしまうんだ。まぁ、このブログの欠点というより私の欠点かもしれないが。
さて、hishamaruさんは最新映画から古典映画まで横断的に映画を観ていて、私はそういう姿勢に何かアツいものを感じたので『ガラチノ』(『ガチラノ』?)を読み続けようと思ったんだ。
たぶんお若い方だと思うのだけど、すごいでっせ、オーソン・ウェルズとか観てんですよ。古い映画を観てる若い映画ファンってとても貴重だと思うので、国は保護するべきだと思います。
『メモリの藻屑 記憶領域のゴミ』
globalheadさん
『メモリの藻屑』、通称メモクズはかなり古くから続いてるブログで、なんと2000年からやられているんですよ。当時おれ小学生やないけ。
globalheadさんときたら、映画だけでなく、読書、音楽、アート、フィギュアなど多岐にわたる趣味をお持ちで、およそ思いつく限りのサブカル趣味を網羅しています。
あと、お寿司の話もたまに出てくるので「寿司までカバーしてやがる」と、思わずわなないてしまいます。この守備範囲の広さ。いったい何を何から守ってるんだってぐらいの守備範囲の広さ。
われわれの記憶領域を拡張する、広くて深い話が楽しめますよ。
『HAL8192のモノリス達』
HALさん
当ブログと同じ時期に始まったHALさんの映画評ブログ、通称『モノリス』。
『モノリス』は更新頻度が尋常ではない。ブログ設立から本日に至るまで毎日アップしているのだ。正気の沙汰じゃねえ。なのに200記事突破記事では「毎日やるのは正直疲れる」とHALさんの知られざる心情が吐露されていた。
主に新作映画を中心に取り上げているのでアクセスしやすいと思います。新作映画の割合に関しては僕も見習わなきゃいけないのだけど、そうもいかないエブリデイ。過去が私を呼んでいる。
『今日の経験値』
70~80年代の映画にルーツを持つとんぬらさんは、たぶんいい年こいたおっさんです。
とても謙虚で読みやすい文章なのだけど、言葉の端々でさりげなく映画の本質を穿っていて、よく読むとかなり鋭い角度から切り込んだ批評になっています。きっとご本人は否定なさるでしょうけど。
でもそういう人ってたまにいなくね。いるくね。自覚があるのか無意識なのか、何気ない日常会話の中で本質を捉えるような一言をポロッとこぼす人というか。
だいたい、並の映画ブロガーは画面の色調の話とかしませんって!
町山フリークらしいけど、蓮實重彦の表層批評的な感性も持ってらっしゃいます。
『マリブのブログ』
maribuさん
maribuさん自身が業界人ということもあって、とにかく読み応えがあります。
特に難解映画の評でこそmaribuさんの真価が発揮すると、ぼく思っとるの。
余談だけど、私が『哭声/コクソン』(16年)の評をお蔵入りしたのはmaribuさんがすでに理想の考察をお書きなさっていたから。
「こりゃ負けた」つって、ぼく哭声(コクソン)。
あー。でもせっかく書いたし、レビューストックがなくなった時にしれっと載せると思います。さすが貧乏性、この卑しさ。
『ミーハーdeCINEMA』
seicolinさん
絵描きのseicolinさんが、やたらに魅力的なイラストを添えながら映画について語り散らしている『ミーハーdeCINEMA』。
私が『シネ刀』を始めて最初にファンになった人です。
僕はアニメみたいな絵より写実的な絵が好きで、得意な画法は劇画なんすけど、seicolinさんの絵はとても写実的なのに柔らかいんですよね。アロマリッチの柔軟剤って感じ。
以前、餓鬼のごとき卑しさでseicolinさんの絵を勝手にパクって無断転載したことがありました。その節はすみませんでした。甘んじて刑務所に入ります。
美男美女が好きな奴は今すぐ『ミーハーdeCINEMA』に飛んでいけ。もう帰ってくんな!
『knoriのブログ』
knoriさん
もはや北海道民の間で知らない者はいないとされる北海道在住の主婦 knoriさん。彼女が北海道で生まれたのか、それとも北海道が彼女のために生まれたのかってぐらい、紛うことなき北海主婦です。
ちなみに私の「気付いたら知り合いになってた人ランキング」で堂々の1位に輝いてもいます。おめでとうございます。
なぜか『knoriのブログ』で取り上げられた映画には私が直近でレビューした作品が多くて、私のレビューを読んでその映画を観てくれているのだとしたらそれはとてもグロリアスなことだけど、単なる偶然だったら途方もなく恥ずかしいわ。
あと以前「映画の話になると厳しそうだから怖い」と言われました。怖さは薄れましたでしょうか。私ほどファニーな奴はいないですよ。
『死ネマ見聞録』
sさん
今年7月に爆誕した期待の星。1日の平均アクセス数が2という、いま最もアツい映画評ブログです。
当初は読者登録してるのが私だけだったので独り占め気分でしたが、今となっては大躍進して5人! 愛人に格下げされた気分です。嫉妬するわぁ。残りの4人を抹殺しようかな。
sさんは以前から私のブログをスケベなストーカーみたいにつけ回していたようで、曰く「当ブログはふかづめさんの面白レビューに便乗して生まれた模造品」とのこと(お世辞という可能性は排除します)。つまり当ブログから細胞分裂したモンスター。
だもんで「後輩かっ」なんて思ってましたけど、日を追うごとにシネフィルとしての本性を現したガチ評論に戦慄。まあ見識の広いこと。
だもんで、今となっては「後輩どころか、ヘタすりゃ先輩じゃない?」って立場逆転の危機に立たされています。末恐ろしい子。早くも凌駕される。誰か助けて。
『ミセスGのブログ』
Gさん
いちばん媚びを売らねばならない人物のご登場です。
この人にならどんなに失礼なことを言っても広い器で笑い飛ばしてくれるという鶴瓶的先輩。
映画や海外ドラマを取り上げることが多いけど、Gさんの真骨頂は時事ネタでの歯に衣着せぬ物言いにあり。国際問題からアンダーヘアの処理に至るまで、さまざまな話題について快刀乱麻を断つ如く斬りまくってゆく辻斬り的論客。『朝まで生テレビ!』に出て田原総一朗をシバき回してほしい。裏を返せば、本気で議論したときにいちばん敵に回したくないタイプだよ。
毎月「新作映画公開スケジュール」をまとめた記事をアップしてくれるので、新作映画情報をまったく仕入れない私は重宝しています。
あと、誰も観てないだろうなーと思いながら私が挙げたタイトルを大抵観てますね、この人は。相当な数をこなしてきた歴戦のソルジャーかもしれません。
『ワンコイン・ムービ-レビュー』
public-technocutさん
DVDスルーのB級映画にスポットを当てた超特化型ブログです。
普通の映画好きってB級映画とかそんなに観てないんですよ。「いちいち」って言うと失礼だけど、いちいち観てられないわけですよ。
1本の大作映画の後ろには100本のB級映画の残骸が横たわっているわけで、でもその中にもごくまれに奇跡の良作があったりして、とはいえB級映画の発掘作業をしてると時間がいくらあっても足りないから、人々は話題になったB級映画だけを観る。『カメラを止めるな』(17年)とかね。
だからB級映画やZ級映画だけをピンポイントで掘り下げる『ワンコイン・ムービ-レビュー』はこの上なく貴重なんすよ。わかるか、このリロン。
こういう人が一国につき一人いてくれると、その国の映画好きは色んな意味で安心できるのです。なのでpublic-technocutさんには死なないでほしいのです。生きてこそ!
『私立アメコミ高校』
ワキリントさん
アメコミ映画に特化したブログで、運営者のワキリントさんはブログ全体を学校に見立ててアメコミ学について教鞭を執ってらっしゃるアメコミ教師です。妄想症じゃないといいのですが。
私も生徒の一人だから分かるのだけど、もう1時間目から6時間目までアメコミ学ですよ。「一般科目、やらんでええん? ほんまにこれで卒業できるん?」っていうぐらい、ひたすらアメコミ学。ひねもすアメコミ学。一点豪華主義の極北ですよね、こうなってくると。
「この世のすべての映画はアメコミである」とかスゴいこと言ってたし。
こないだ『アベンジャーズ』についてひたすらダベる『ダベンジャーズ』という会の結成を促したので、そろそろ結成すると思います。奮ってご参加を!
『ファンタスティック映画主婦』
ナオミントさん
「三十路主婦、二児の母」というステキな肩書きを誇示してやまないナオミントさんです。
はじめてこのブログに行き着いたとき、アイコン画像が私の大好きなナオミ・ワッツだったので条件反射的に「読者になる」のボタンをポチってしまったのだけど、そのあとに記事を読んで「ポチってよかったな」と。さすがワッツのアイコン。ポチるだけのことはあったなと。さすが三十路主婦。二児の母だけはあるなと。
もしかしてオレ今、すごく失礼なこと言ってるのかなぁ…。
たぶん相当頭のいい方とお見受けします。冗談めかしたりフランクな文章も書いてますが、その奥にある知性までは隠せやしません。ぜんぶ見通しだ!
『これでもくらえ』
コミュ障さん
コミュ障さんの正体は若い女性なんですかね。プロフィールには「昭和69年生まれ」って書いてあったけど、昭和は64年までだから、僕なりにチクタク考えると平成6年生まれって結論しました。
『これでもくらえ』が喰らわせるのは、主に60年代の特撮・怪獣映画です。
『ウルトラQ』をはじめ、『猿人ジョー・ヤング』(49年)、『美女と液体人間』(58年)、『宇宙大怪獣ドゴラ』(64年)など、そこらの特撮好きのおっさんでもついて行けないほどマニアックな映画に関してレトロな文体でぴたぴたと書かれているブログです。
これぞマニア。愛だけでなく経験と教養がそれに比例しておます。ビバ昭和。
『えいざつき ~映画と世情と日常と~』
ユーセ コーイチさん
ユーセ コーイチさんは考察型のレビュアーだと思います。考察・批評をしているのに、自分の文章を「感想」とか「雑感」と称する謙虚さ。身につけたい。この謙虚さ。今すぐ欲しい。この謙虚さ。
ある映画を別のものに紐づけるのがお上手なんですよ。『ニンジャバットマン』(18年)に『水戸黄門』を紐づけたり、『ダウンサイズ』(17年)に「ニーベルングの指輪」を紐づけたり。紐づけ名人。もしかすると前世は何かを縛っていた何かのロープかもしれません。
ただ、ときどき頭のネジが吹っ飛ぶようで、不意にユーセ コーイチさんの野性が目覚めてしまいます。
「スーパーヒーロー着地(三点着地)」に関する記事も見ものですよ。
『縦の糸はホラー 横の糸はゾンビ』
名前なんて言うんですか?
ホラー! ゾンビ! スプラッター!
ホラー映画をこよなく愛する名前不明の方が運営している、みゆきリスペクトに満ちた『縦の糸はホラー 横の糸はゾンビ』です。よろしくどうぞ。
記事カテゴリーに「グロ」っていうのがあって笑う。グロて。
他方、『アンパンマンはなぜバイキンマンにパンをあげないのか』という、えらく可愛らしい記事も書いてらっしゃってて(でも内容はちょっぴり深い)、振り幅がすげえっていうか、極端すぎてちょっと怖くなってきます。でもそこが魅力なんです。
完全にイメージだけで喋りますけど、ホラー映画好きって優しい人が多いんですよ。人よりも恐怖や痛みを知っているから。まぁ、ごくまれに真性激ヤバ人間もいるけどね。ご愛嬌。
『イノ溜め』
inoさん
こちらもホラー映画特化ブログですが、ちょっと度を越してますね。
「こんな気持ち悪い画像、見たくないよ!」っていうような画像が喜々として載せられていて、とってもステキなんですよ。
「なんでこんな気持ち悪い画像を載せようと思ったんだろう?」ってinoさんの気持ちを考えながら記事を読むと、なんかもう笑ってしまうぐらいすごい画像が満載なんですけど。
だって、『縦の糸はホラー 横の糸はゾンビ』では「※グロシーン画像あり」って前もって断りを入れてますが、『イノ溜め』にはそんなもんありませんからね。むしろグロくない画像を探す方が難しいよ。
このブログを読んでいると、つくづく映倫ってクソだなって思います。映倫が規制しなきゃいけないのはどんな映画よりもまずはこのブログだけど、やれるもんならやってみやがれ!
『夢は洋画をかけ廻る』
DaysLikeMosaicさん
夢が洋画をかけ廻ってますよねぇ。
私のお気に入りブログのひとつだよ。DaysLikeMosaicさんは情報型のレビュアーだと思います。
ひとつの映画に対して徹底的にリサーチして細部の情報まで余すことなく載せているので、更新頻度こそ低いものの、そのぶん情報量は膨大を極めます。映画の知識を増やしたい方は、このブログとウチのブログだけ読めばもうオッケーではないでしょうか。何か間違ったこと言ってますか?
『週末息子と見る映画』
KONMA08さん
たまにウチに遊びにきてくれる元映写技師のおっさんです(もはや親戚感覚)。
いつもお子と映画を観てらっしゃってて、家族日記も兼ねた映画ブログを毎回ヒィヒィいいながら更新してらっしゃいます。
たびたびウチのブログに言及してくれているので感謝感激なのですが、私のファンが100万人いるとかナンセンスの極致みたいなデタラメをよく吹聴するので困っています。基本的にいつも陽気なおっさんだと思います。
ただ、KONMA08さんにはとてつもない数のファンがいるので、気安くおっさん呼ばわりした私は何らかの報復を受けるかもしれません。裁判に備えます。
『愚直な奴の一点突破』
へーすけさん
まずブログ名が非常にアツいですよね。『愚直な奴の一点突破』て。こういう言語感覚、大好きなんですよ。
画像をいっさい用いず、映画に対する批評・考察を長文でじっくり書くというストイックなスタイルにシビれます。私だって本当は画像なんてベタベタ載せたくないのだけど、「画像あった方がポップかな。分かりやすいかな」なんつって、ついベタベタ載せてしまうという俗物めいた身振りを演じてしまうんだよね。反省、反省。
あと、へーすけさんはなかなかコメント返信をしない方らしく、そこもストイックで格好いいんだよ。KONMA08さんのコメントが何度も無視されててちょっと笑ってしまいました(それでもなおコメントを書き続けるKONMA08さんの鉄のハートたるや。どれだけ頑丈なんだ、この人)。
『シネマテーク備忘装置』
素音異空さん
「映画批評ブログ」という点に関して言えば、現状、素音異空さんの『シネマテーク備忘装置』を越えるほどすぐれた批評をされているブログをついぞ私は知りません。
ごく控えめに言ってシャレにならん。
「ちょっと覗いてみるか」なんて冷やかし半分でサクッと楽しめちゃう…そんなインスタントラーメンみたいな批評ではありません。
ちょっとワガママなことを書かせてもらいましょうか。
これはあまり言うべきではないし、言うと嫌味になるかもしれないけど、正直なところ『シネマ一刀両断』では「批評という原液」を「ポップという水」でだいぶ薄めてます。普段あまり映画を観ない人にもギリギリ伝わるようなバランスで文章を組んでいるので、「あと一歩踏み込みたいけど、これ以上踏み込むと一部の人にしか読まれないような暑苦しい文章になる」というデッドゾーンを勝手に設けて、勝手に遠慮しておるのです(映画評をされてる方は大なり小なり身に覚えがあると思う)。
だけど、『シネマテーク備忘装置』を読むと、なんというか、血が騒ぎますね。一回ぐらい本気で暴れたろか、という。
そんなことをふと思わせる、すばらしいブログです。
スペシャルサンクス
特派員ハペボンさん
やなぎやさん
なおきちさん
ぎぶそんさん
kurukurucureさん
元気100パーセント坊ちゃん
迷惑千万ボーイズ(未登場)
慇懃無礼ガールズ(未登場)